サイヤ人横島?!
ある日突然尻尾が・・・
プロローグ
「おい、ガキ起きろ・・・・」
横島忠夫の頭の中に怒り混じりの声が響く。
「起きろと言ったのが聞こえなかったのか!!さっさと起きろ」
ドカツ!!!
「グフゥ・・・」
おもいっきり殴られたような衝撃がお腹に加えられた。
「いきなり何を・・・・・・・・・・・・・・えつ・・・・・・・・・・・・。」
殴られた自分の腹を見るとそこには、自分の握り締めた拳があった。
そして横島忠夫のお尻から茶色い尻尾が生えていた。
「なんじゃこりゃ!!!!!!!!!!!!!!!」
〜 ある日突然尻尾が・・・ プロローグ 〜
「はぁ・・・・ベジータさんというお名前なんですか〜、かっこいい名前ですね!」
「おべっかを使うな!気持ち悪い・・。」
「はい!!!すんません、すんません。生まれてきてすいません。」
誰もいない部屋で、ただ一人謝りつづける横島。はたからみればかなり怪しいだろう。
美神令子によるしつけにより、条件反射でペコペコ謝っていた。
「貴様はサイヤ人か?(サイヤ人はオレとカカロットしかいないはずだが)」
「サイヤ人?」
「そうだ、お前には尻尾があるだろうが!」
「それが、朝起きてみたら、生えていました。」
「・・・・(どうやらオレがこいつになっていることが関係しているかもしれんな・・)」
「ちっ・・・、(カカロットとやっと決着つけれるはずが、こんな状況になるとはな・・・。あの勝負からの記憶がない・・・・・・・・・・・・・・・・まあそれはいい、こいつになってしまった以上、こいつで鍛えなおすしかないな。この気の大きさからいったら戦闘力は10といったところか、ちっ、ゴミだな)おい、おまえ。」
「はい!!なんでしょう。」
「修行ができる場所へ案内しろ!」
「あの〜ベジータさん、お聞きしたいのですけれども」
「なんだ。」
「修行場でどのようなことをするのでしょうか」
横島の顔が不安な顔から、ニヤリと口が歪む。
「当然、貴様がボコボコになって体をきたえるんだ。」
「いっいやじゃ~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!なんで僕がボコボコになって自分のからだをいじめないといけないんすか?」
「ふん、おまえの体はオレの体でもあるからな、おれ自身の体をどう使おうが貴様の知ったことではない!」
「そんなのいやだ〜。もっと自由に生きたい〜〜〜!!」
横島は、しっかりとアパートの柱につかまったが、それを、ベジータが許さなかった。
「あまったれるな!!!(まあいい、自分で探すか)」
ベジータは、腕を柱から無理やりはがし、アパートから外へ出た。
横島の体は、横島の意に反して歩いていた。
「いやじゃ〜〜〜!!ベジータさん勘弁してください!今日は、美神さんとこのバイトばいとがはいっているで、はやく行かないと殺されるんすよ。」
「ふん。なら遅れて美神とやらのバイトへいくとしよう。ちょうどいい、殺されそうになるなら貴様とオレのトレーニングなる。」
「いやじゃ〜〜〜!!そんなのトレーニングになるかボケ!!」
「誰がボケだ!!!!!」
横島の腕がお腹にクリーンヒットした。
「ぐふっは」
(「こんなゴミみたいな戦闘力、このおれが黙って何もしないでおられるか!」)
つづく